福祉住環境

 

   福祉と建築の理論と実践

 

 
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はじめに

福祉住環境とは何か?


 日本社会はは少子高齢化社会となり、「福祉」の充実が問われるようになった。

社会的な制度やサービスが発展する中、建築業界や住宅産業の業界においても

「福祉住環境」の分野が注目された。高齢者はもとより多様な人々が不自由無く

共生できる社会をつくる方法論や原理・原則を研究し、具体化することを目的

としている。この考え方は、アカデミー・学問領域の分野で言うなれば、「社会学」

から派生した「社会福祉学」における各論であり、「建築学」における「建築計画学」

分野における各論に留まるのが今日の状況である。筆者は大学の専門教育において

「福祉学」を専門として、職業人としては「建築学」の実践を専門とする、(一種一つの

個性とも言えるが)経歴を持ちこの各論を如何に理論として高めることができるのか?、

そして如何に実践として高めることができるのか?と言う半ばライフワーク的、個人的な

課題としてこれを論ずるものである。

 このCSと言う場は冒頭にあるように、学生時代に「福祉」を学んだ友人のその後の

交流の場である。ここにおいて、筆者は福祉学と建築学を基本とする知識をここで共有

しつつ、福祉住環境論の考究を図りたい。


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